トコトリエノールの種類や働き|含まれている食品や摂取量の目安などわかりやすく解説!

トコトリエノールと、その種類や働きは何?

トコトリエノールとは舌を噛みそうな名前ですが、ビタミンEの一種類で、働きもビタミンEと同じように抗酸化作用を持っています。

生化学の教科書でビタミンEとは何かを調べると、おそらくはトコトリエノールではなくてトコフェロールと書かれているでしょう。
確かに、一般的にビタミンEとはトコフェロールのことを指します。
しかし、ビタミンEとは化学的にはただ1種類の化合物ではなく、トコトリエノールもまたビタミンEとして抗酸化作用の働きを持つ化合物のなのです。
もっと言えば、トコフェロール自身がただ1種類の化合物ではなく、わずかに構造の異なる4種類の化合物の総称なのです。

ちなみに、化学を学んだことのある人なら分かるでしょうが、トリは3つという意味で、エンは炭素-炭素の二重結合を指します。
トコフェロールに3つの二重結合が追加されたものがトコトリエノールです。
どちらもフリーラジカルを除去する働きを持っており、体内で抗酸化作用を示します。

ただ、トコトリエノールのほうが抗酸化作用は強いといわれています。
一方で、あまり広範囲の食品には含まれてはいません。
トコフェロールが、広く植物油一般に含まれているのとは、かなり対照的です。

トコトリエノール

トコトリエノールの効果や効能、副作用は?

トコトリエノールはビタミンEの一種で、効果、効能もビタミンEと同じく抗酸化作用の働きが中心であり、副作用についてもビタミンEと同じです。

普通、ビタミンEについて調べると、トコフェロールという名前が出てくるでしょう。
これはもちろん間違いではなく、基本的にはビタミンEといえばトコフェロールと呼ばれる化合物を指します。
しかし、トコフェロールに似た化合物であるトコトリエノールもまたビタミンEとしての働きを持っています。
いわゆる活性酸素から体を守る抗酸化作用を持つビタミンとして働いています。

しかし、トコトリエノールは取り過ぎると副作用を起こす恐れもあります。
取れば取るほど体に良いというようなものではありません。
取り過ぎても過剰分が簡単に体外に排泄されるようなものであれば単に無駄になるだけで済むのですが、トコフェロールもトコトリエノールも水に溶けにくく脂肪に溶けやすいという性質を持つ化合物であるために、取り過ぎて過剰に体内に吸収された分が尿として排泄されにくく、組織中に蓄積しやすいのです。

とくに、骨に蓄積することにより骨粗しょう症を起こしやすくなる副作用がありますから、取り過ぎには注意しましょう。

副作用

どんな食品に含まれている?含有量と摂取量の目安は?

トコトリエノールの含まれる食品はかなり限定されている上に、その含有量は非常にわずかなものであり、効果が認められるだけの摂取量を食品から満たそうとするのは事実上不可能と言ってもよいでしょう。

トコトリエノールはビタミンEの一種ですが、一般的なビタミンEであるトコフェロールが、かなり広範囲の食品に含まれるのに対し、非常に限定された食品にしか含まれません。
パーム油、米ぬか、小麦胚芽などに含まれてはいますが、含有率は0.1%未満に過ぎません。

効果が期待できるトコトリエノールの1日摂取量としては最低でも10mg、望ましくは100mg程度と考えられていますから、これだけの含有量を食品で単純計算すると10gから100g以上にもなります。
10g程度であればまだしも、100gものパーム油や米ぬか油などの摂取量は、たとえビタミンEは摂取できたとしても、明らかに油そのものの過剰摂取によるマイナスの影響のほうが大きいでしょう。

ということで、天然の食べ物からできるだけ摂取したいという気持ちは分かりますが、必要とされる量のトコトリエノールを摂取することは事実上不可能で、例えばサプリメントなどを活用するのが適切であるということになります。

含有量

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